2018-04-16 プロローグ0 庭を得る 引っ越し先の内見に行ったところ、駐車場スペースがまだ完成しておらず、剥き出しの土だった。これからコンクリートを流し込むと聞いて、ほぼ反射的に「半分くらい土のままにしてください」と頼んでいた。かくして十数年ぶりに自分の庭を手に入れた。そのときは何も考えずにガーデニングができるとわくわくしていたが、これがコンディション最悪の庭との、長い戦いの幕開けとなるのであった。