シェードガーデン戦記

小さな北向き粘土質の庭で、ガーデニング素人が悪戦苦闘するブログ

プロローグ6 芝生の世界を垣間見る

埋まらなかったスペースはそのままにすると土ぼこりがひどいので、芝生を敷くことにした。

理想の庭はホビット庄なので、緑の絨毯にちょっと憧れなくもない。

 

しかし世の中いわく、芝生は素人が手を出すものじゃないと。

  • 週一ペースで芝刈りしないと庭が荒れ果てる
  • 芝生に合わせて土をつくらないとあっという間に枯れる
  • 土地を平らにならさないと凸凹して成長にムラが出たり刈りすぎて枯らしたりする
  • 定期的に肥料やる
  • 芝刈りしたらサッチングする
  • 定期的に目土まく
  • エアレーション

 

うわっめんどくさそう。専門用語多い。なんでも芝生を丁寧に管理し青々と保つことを趣味とする人々は芝奴隷と呼ばれるらしい。

一瞬ヒいたが、「芝生 手入れ 楽」で検索したらTM9という成長の遅い芝生を見つけた。普通の芝より値段は高いが、伸びづらい=芝刈りは少なくて良い。丈夫で柔らかく色も濃い。

そしてもう1つ背中を押したのが、どこかのブログで見た「芝生なんて草なんだから水やって日が当たれば勝手に育つ」という言葉。ですよね!!!最悪だめなら諦める。

というわけで5月の半ばにTM9を購入し、庭をレーキで平らにならし(これがいちばん重労働だった)、ハサミで形を合わせながらベタ張りし、目土と水をまいた。

それから1ヶ月は毎日水をやり、根が出てきたあたりで梅雨に入ったので自然に任せた。7月頭の今、継ぎ目もわからなくなり良い感じに茂っている。今のところ、ズボラな素人でも充分いけそうな感触。